東京都が24日、使い捨てプラスチック製品の削減や再利用を考える「プラスチック部会」を設置した。小池都知事は、「まず櫂より始めよ。都職員には都庁内の売店でレジ袋の利用をやめてもらう」ことにしたとのこと。
部会は、年内に中間まとめを発表し、パブリックコメントを経て、2019年夏ごろまでに最終答申をまとめる予定。
使い捨てプラスチックの大幅削減を促す仕組みや、プラスチック製品の再利用などを進める方法について、専門家らからなる委員が議論するという。
まず櫂より始めよ、は正解だと思うが、レジ袋はどうなったのだろうか?以前、2020年までにゼロにすることを目標に、「レジ袋削減に向けた意見交換会」を立ち上げたはず。これに関しては、まだ成果も見えない。
プラスチック部会の委員に事業者の名前が、日本チェーンストア協会と東京商工会議所以外はないところをみると、事業者を多数入れたレジ袋削減に向けた意見交換会ではラチがあかないということで、メンバーを一新し、これから本格的に取り組むということだろうか?
そうであればよいが、もしここでも何も決められなければ、税金と時間の無駄遣いになってしまう。
<参考>
朝日新聞(2018.8.25)「都、プラごみ削減へ部会」
東京都(2018.8.24)「プラスチックの持続可能な利用に向けた施策のあり方」諮問書↓
http://www.kankyo.metro.tokyo.jp/basic/conference/resource/tokyo/index.files/30.8.24-shimon.pdf
同上諮問の用紙↓
http://www.kankyo.metro.tokyo.jp/basic/conference/resource/tokyo/index.files/30.8.24-syusi.pdf
東京都(2018.8.24)東京都廃棄物審議会 会議次第(当日資料等)↓