新型コロナウイルス関連で、トイレットペーパーやティッシュペーパーの棚もガラガラだ。
多くの人はマスク欲しさに来店し、「ついで買い」した結果の品薄ではないかと思うが、NHKによると「マスクとトイレットペーパーが同じ原料で作られていて品切れになる」などというデマが流れたとのこと。
一般的な不織布製マスクの多くはポリプロピレンなどの合成樹脂、つまりプラスチックでできている。
一方、トイレットペーパーやティッシュペーパーは紙だ。
トイレットペーパーは100%紙でできている。ティッシュペーパーには、濡れても破れにくいように紙力増強剤(合成樹脂)がほんの少しだけ使われているが、やはりほぼ100%が紙。(そういえば、ウェットティッシュは不織布製が多いから、マスクと原料が近いかも?とも思うが、買いだめするほどではない。)
プラスチックと紙、原料が全く違うのに・・恐怖心を煽るデマは、信じられやすいということか。
デマは本当に怖ろしい。中にはコロナウイルスより怖ろしいデマもありそうだ。
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<参考>
NHK(2020.3.2)「トイレットペーパー“品薄はデマ” も不安に歯止めかからず」↓