農林水産省は、有機JASにゲノム編集技術を使って生産されたものを原材料等に使用できないことを明確にした改正を行なう方向性を11月8日に発表、パブリックコメントを募集した。
生活クラブ連合会も「有機JASにゲノム編集技術を認めない方向性を歓迎」するというパブコメを提出したとのこと。
安全性に不安の多いゲノム編集食品が、オーガニック認定されないことが決まりつつあるのは、暗いニュースが多いなか朗報だ。
ゲノム編集食品に関しては、企業が厚生労働省に事前に相談し、技術の詳細や有害物質を含まないことを届け出れば、販売できる制度が10月から始まっている。
今のところ届け出はゼロのようだが、おそらく様子見だろう。
消費者が忘れかけた頃に、表示されずにシレッと売られ始めてしまうのだろうと思う。
<参考>
日本経済新聞(2019.12.4)「ゲノム編集食品「届け出ゼロ」 普及阻む壁は」↓
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO52896570T01C19A2000000/
PR TIMES(2019.12.18)「有機JASにゲノム編集技術を認めない方向性を歓迎します 生活クラブ連合会がパブリックコメントを提出」↓
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000427.000002456.html
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