富山市は、市内の川や用水路にフェンスを設置し、海へのごみ流出を防いでいる。日本財団と一緒に3年前から毎年行っているそうだ。
去年は3カ所の川に半年間設置し、180キログラムのごみを回収したとのこと。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/toyama/20220810/3060011109.html
今年も行うという。
これまでの結果を富山市のウェブサイトで探したところ、これだけ見つかった↓
https://www.city.toyama.toyama.jp/data/open/cnt/3/3487/1/reiwa2abakekka.pdf?20210609103756
5日間の結果だけだが、ペットボトルごみの比率の高いことがわかる。
がめ川では回収ごみ373kgのうち5%がペットボトル(草木80%、ペットボトル以外のプラごみ5%、缶・びん3%)、広田用水では147kgのうちペットボトルは1%(草木92%、ペットボトル以外のプラごみ4%、缶・びん0%)、千俵用水では49kgのうちペットボトルは3%(草木91%、ペットボトル以外のプラごみ2%、缶・びん1%)とのこと。
やはり、ペットボトルごみの多いことがわかる。
缶・びんが少ないのは、発生量の差だけでなく、重いためフェンスに引っかかりにくいせいだろう。
ペットボトルも缶もびんも、全国回収率は90%以上だと業界団体は報告しているが、これほど流れているものがそんなに回収されているとは思えない。
正確な回収率を知るためにも、やはりデポジット制度が必要だ。
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