TDIの見直しを求め、PFASのパブコメを提出。日本は人体実験の場ではない

PFASのパブコメ締め切りが迫っている。どう書こうかと迷っていたが、『週刊金曜日』に文例案があると聞き、読んでみた。

同誌の「食安委のPFAS評価書に異議あり 証拠不十分な有害影響を無視するな」(2024.3.1)によると、食品安全委員会からPFASの耐容1日摂取量が発表され、世界的に見ても高い数値であることが一番の問題だ。

だから、パブコメ文のポイントは「TDIを見直して」ということに尽きるようだ。そのため、文例案はこの2つ。

「科学的に証拠不十分とされた健康影響についても保護されるようTDIを見直してください」「高濃度汚染地域には健康影響を受ける可能性の人たちがいることを念頭にTDIを見直してください」

これで良いならば簡単だ。あとは適宜『毒の水』を参考に、パブコメを書いて送った。

このような未知の毒物に対し「不確実性のある有害リスクは排除する」という日本の姿勢では、我が身を守ることもできないし、次世代への責任も果たせない。

せめて欧米並みに基準を引き上げ、さらに1日も早くPFASグループ全体の使用を禁止してほしい。

いつまでも緩い基準のままでは、日本中PFAS汚染地域だらけになり、日本は人体実験の試験国になってしまう。モルモットにされるのはゴメンだ。

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