大阪・関西万博で使用の「ヨギボー」50個、2日間の使用で廃棄

大阪・関西万博の屋外イベント広場で使用されたビーズソファのヨギボーが、たった2日間使用しただけで廃棄されていたそうだ。

https://voiceofnara.jp/20250815-news1221.html

イベント期間は3日間だったが、1日は天気が悪く使用できなかった。たとえ1日でも2日でも、こんな洗えないものを不特定多数の人が使えば、イベント終了と同時に廃棄されるのは当然だろう。

しかも、ヨギボーが置かれていたのは人工芝の上。人工芝も当然、万博終了と同時に廃棄されるはず。プラスチック削減のための国際会議が開かれる時代に、こんなプラスチックだらけの企画をたてる広告代理店のセンスもひどいが、それを了承している万博実行委員会の良識も疑いたくなる。

万博開催前に環境NGOなどからごみの出ない万博を目指すよう要請があったはずだが、全く無視されているようだ。

ビーズソファを廃棄しようとパッカー車に積み込むと、圧縮され「爆発」して(布が破れて)中の発泡スチロール製ビーズが盛大に飛び散ることが知られている。

50個を産廃処理場までどうやって運んだのか、無事焼却できたのか、ビーズが飛び散り汚染された場所はなかったのか、知りたいものだ。

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