最近よくアップサイクルという言葉を聞く。
単なるリサイクルではなく、元の製品より価値の高いものにリサイクルすることを指すらしい。
しかし、アップサイクルを謳っているものをみると、たいていは単なるリサイクルに見える。
そう思っていたところ、ハウス食品が工場から出る野菜を植物性プラを製造するアミカテラに原料として提供するという報道があった。(日経新聞2019.10.19↓)
SBIインベストメント(東京・港)と共同で設立した「ハウス食品グループイノベーションファンド」を通じて出資した。ハウス食品グループ本社は、工場で廃棄される野菜などの植物繊維をアミカテラに原料として提供する。工場からの廃棄量削減につなげる。
アミカテラで作られる植物性プラスチックでもし必需品(「安易に使い捨てられないもの」という意味で)が作られるならば、これは「アップサイクル」の事例かもしれない、と思った。
<参考>
日本経済新聞(2019.10.19)「ハウス食品、植物性プラ製造のベンチャーに出資」↓
https://www.nikkei.com/article/DGKKZO51172270Y9A011C1TJC000/
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