年末にはベトナムへミックス古紙輸出不可、他の国も追随?

中国へ古紙を全面的に輸出できなくなり、受け皿となっていたのはベトナムだ。そのベトナムにも、今年末にはミックス古紙を輸出できなくなる。

頼みの他の東南アジアの国々も中国の輸入禁止に連鎖反応を起こしているそうだ。

日経新聞(21.5.29)によると

ベトナムも環境規制の波には逆らえない。グエン・スアン・フック首相(当時)は20年9月、雑誌や雑紙などが混ざったミックス古紙については輸入を21年末に禁止することを決めた。ベトナムでも再生資源を名目にした「ごみ」の輸入が問題化。「東南アジアの政府は中国の輸入禁止に連鎖反応を起こしている」(古紙問屋)といい、マレーシアなどでも検討が進む」とのこと。

https://www.nikkei.com/article/DGKKZO72398210Y1A520C2QM8000/

日本には、雑がみ回収によって焼却ごみを減らそうとしている自治体が多い。日本国内の再生紙需要は頭打ちのようで、古紙利用率は横ばいだ。

この先、雑がみ回収はどうなるのだろうかと心配だが、古紙も廃プラも国内処理が原則なのだろう。

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