化粧品のマイクロプラスチックがずっと気になっていた。
ダイセルがプラスチックの代わりに酢酸セルロースを球状にしたものを開発したそうだ。
「化学メーカーのダイセルは5日、化粧品に含まれるプラスチック粒子に代わる新素材を開発したと発表した。天然由来の酢酸セルロースを主原料とし、海中でも分解される。すでに化粧品メーカーにサンプル出荷しており、今年度中にも国内工場で生産を始める。」(日経2020.10.5)
化粧品のマイクロプラスチックの代替品ができるのはうれしい。しかし、酢酸セルロースで大丈夫なのだろうか?
酢酸セルロースというと、タバコのフィルターしか思い浮かばない。
タバコのフィルターは海ごみの代表選手だ。分解に最大10年かかるとここにも書いてある↓
https://www.cnn.co.jp/fringe/35131894.html
こんなものがファンデーションや口紅に入るのかと思うとゾッとするが、大丈夫なのだろうか。
特に口紅は食べ物と一緒に体内に入ってしまう可能性があるから、成分は食べられるものだけで作ってほしい。
<参考>
日本経済新聞(2020.10.5)「ダイセル、化粧品プラ粒子の代替素材を開発」↓
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO64622380V01C20A0LKA000/
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