米カリフォルニア大学が、不要な使い捨てプラスチックを2030年までにすべて廃止することを目指すと発表した。
使い捨てプラとは、ストロー、マドラー、ソーダや水のボトル、レジ袋、食品包装、フードサービスの皿やカップなど。
レジ袋は既に1月1日までに撤去した。ストローなどは、今年7月1日までに堆肥化可能なものやリユースできるものに置き換える。
キャンパスフードサービス事業は、2023年1月1日までにペットボトルの購入、販売、流通を段階的に廃止する。そのため、キャンパス内に給水ステーションの設置がすすめられる。
また、カリフォルニア州政府もまた、州全体で使い捨てプラを減らしている。
衆議院は昨年11月、使い捨てプラとポリスチレンを禁止する法案を可決した。
House Bill 1162は、レストランやその他の食品小売業者が2022年1月1日までに持ち帰り用食品の包装にポリスチレンを使用することを禁止している。
また、HouseBill1163は2022年7月1日までにストローやレジ袋の使用を禁止する。
<出所>
The Guardian(2021.1.10)University of California Begins to Phase Out Single-Use Plastics