バンクーバー ストローとスチロールカップ禁止 規制の緩い日本大丈夫?

使い捨てストローやカップを禁止する国や地域がどんどん増えている。

カナダ・ブリティッシュコロンビア州バンクーバーでも、2019年6月1日から、プラスチック製ストローとポリスチレンフォーム製の使い捨てカップ(foam cup)が禁止されるとのこと。

同市の「ゼロ・ウェイスト戦略2040」は粛々と進められているようだ。

日本のストロー使用量は、欧米ほど多くないだろうと思っていたが、最近は500mLの紙パックを買った客にまでストローをつけるコンビニが増えていると聞く。学校給食の牛乳にもストローをつける学校が増えているようだが、もし紙パックにストローが必要であるならば、使い捨てでないコップを別途用意するか、びん牛乳に変更すべきだ。

缶コーヒーのペットボトル化(コカ・コーラほか)やノンアルコールビールのペットボトル化(サントリー)も同様だが、これほどプラスチック汚染が問題になっている時に、使い捨てプラスチックを増やしている国は日本くらいではなかろうか。

使い捨てプラスチックを増やす日本は、時代に逆行している。原因の一端は、ごみの回収費用を税金で賄い、メーカーに回収責任を義務付けていないことにあるのではなかろうか。そのうちに、なんでも作りっぱなしにできる規制の緩い日本めがけて、海外で禁止された製品が流れてきそうだ。

NEWS1130(2018.5.17)Vancouver approves ban on plastic straws, foam cups;

Vancouver approves ban on plastic straws, foam cups

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