ハンガリーでは今年1月から飲料容器のデポジット制度が開始された。
ハンガリーの人々は飲料容器を食料品店などに設置された自動回収機に返却する(手動の場合もある)。するとバウチャーに加えて、即時銀行振込の形でデポジットが返金される。
ハンガリーでは1日500万から600万本の飲料容器を返却され、最近では多くの人がデポジット(上乗せ金)を慈善団体へ寄付している。
寄付先として選べるのは、ハイム・パール国立小児科研究所、ハンガリー改革派教会のベセスダ小児病院、およびゼンメルヴァイス大学の小児科クリニックだ。
10月の第1週までに、寄付金は5700万フォリントだったが、わずか2ヶ月後の12月初めまでにその金額は1億フォリントを超えたという。
多くの人はクリスマスを控え、小児科への寄付を増大させたということか。
デポジット額程度の小口の寄付なら多くの人は参加しやすいから、良いシステムだと思う。
病院との現在のような契約は2025年7月まで続けるそうだ。
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