関電、将来はゲノム編集した木材でバイオマス発電か

関西電力が、ゲノム編集技術をもつベンチャー企業エディットフォース(福岡市)に出資するとのこと。
将来的には、同社のゲノム編集技術を活用して、木などの成長を早め、バイオマス発電の燃料となる木質ペレットの生産を目論む。

日本はやがて、ゲノム編集した木が植えられた森林や、ゲノム編集した作物の畑が当たり前になるのだろうか。
従来のものに影響はないのか、自然界への影響が気になる。

<関電についての出所>
JIJI.COM(2019.3.1)「関電、ゲノム編集でベンチャーに出資=バイオ燃料の生産効率化目指す」
https://www.jiji.com/jc/article?k=2019030101230&g=eco

プチ「脱プラ」宣言① 紅茶のティーバッグをリーフに変える

使っていた紅茶のティーバッグ。どう見てもプラスチックのような光沢がある。調べたら、ナイロンらしい。

パッケージには、箱とティーバッグを包んである包装材の材質しか書かれていない・・これらは紙マーク。でもよく見たら、プラマークもあった。箱がさらにプラスチックフィルムで包まれているのだ。

別の種類の紅茶を見たら、ティーバッグは紙製のようだが、各ティーバッグを入れる袋はプラスチック製。

できるだけプラスチックを減らそう、と思いながらも、紅茶は盲点だった。究極の個包装(茶葉をティーバッグで包み、さらにティーバッグも包装するという二重の個包装)だったのだ!

脱プラのためには、紙製のティーバッグもあるが、それが包まれている包装もやはり紙製を探す必要がある。それだけならばそれ程難しくないかもしれないが、外箱はやはりプラスチックフィルムで包まれている。フィルムのないものを探すのは現状ではかなり厄介だ。

仮にプラマークがなくても、紙が樹脂で塗工されていれば脱プラとは言い難い。「紙マーク」は油断できない。外箱が、合成樹脂のせいで、リサイクルしにくくなっているだけだ。

それならば、少し面倒だが、リーフティに変えたほうが心穏やかに紅茶を飲めそうだ。

(紅茶の茶葉を量り売りしている店があれば、空いた紅茶の缶を持っていって好きな量だけ買いたい。けれど、そういう店を見かけないので、プラスチック以外の袋に入っている詰替用茶葉を探してみようと思う。もしそれも見つからなければ、少し高いが缶入り紅茶か・・)

有機農業映画祭で「海-消えたプラスチックの謎」も上映

「第12回国際有機農業映画祭」が法政大学で開催されるそうだ。

上映作品は「海-消えたプラスチックの謎」、「狂った蜂2」「たねと私の旅」、「トマト帝国」、「大平農園401年目の四季」。

どれも見たいが、特にこの「海-消えたプラスチックの謎」↓が気になる。https://green-image.jp/films/mystery-of-the-missing-plastic/

以下、転載↓

国際有機農業映画祭は、12回を数え、今年は11月18日(日)に法政大学市ヶ谷キャンパスで開催されます。今年のテーマは「世の中、えらいことになるでぇ」。単に有機農業や食の安全問題のみにとどまらず、自然と人との関係の在り方やそれを支える価値観、社会のつくり方まで視野を広げ、”思想としての有機農業“を考える構成をめざしています。

日時:11月18日(日)10:00~19:45
場所:法政大学市ヶ谷キャンパス 富士見ゲート棟G201
交通:JR・地下鉄「飯田橋駅」「市ヶ谷駅」下車
地図はこちら http://www.yuki-eiga.com/access
上映作品:「海-消えたプラスチックの謎」、「狂った蜂2」(本邦初上映)
「たねと私の旅」(本邦初上映)、「トマト帝国」(本邦初上映)、
「大平農園401年目の四季」
若手有機農業者によるシンポジウムもあります。
参加費:一般 前売り2000円 / 当日2500円
25歳以下 前売り 500円 / 当日1000円(当日は身分証明書を提示)
中学生以下無料
前売り申込み期間は9月1日~10月31日

詳しくはこちら↓

http://www.yuki-eiga.com/

インドの州 6年後までに100%の自然農法をめざす

国連環境計画は、インドのアンドラプラデシュ州が6年後の2024年後までに耕作農地800万ha、600万戸の農家が「自然農法」へ転換する計画に着手したと発表した。

インド初の100%自然農法州を目指しているとのこと。脱農薬、脱化学肥料により土壌の生物多様性を豊かにし、生産性を向上させる。

インドは最近、プラスチック削減政策でも頑張っているが、農業分野でも頼もしい。

<出所>

環境展望台(2018.6.2)「【環境トピックス】インドの州、6年後までに自然農法に転換」↓

https://chikyumura.org/2018/07/post-19.html

日本の農薬使用量は世界1多い!?

『地球を脅かす化学物質』(木村-黒田純子著・海鳴社)によると、日本の単位面積当たりの農薬使用量は、ここ数年韓国と1位2位を争っているという。

スーパーで売られている国産農作物の安全性に疑問を抱きたくなる情報だが、自分で畑仕事をしない身としてはそれでも有り難く戴くしかない。

せめて、できるだけ加工品は避け、シンプルに野菜や魚、肉を戴くつもりだが、最近、私たちは農薬をダブルで食べているのではないかと不安になってきた。

農薬を使って作った作物と、畑から海に流れ出た農薬を吸着したプラスチックを食べた魚や貝を通してである。

化学物質を吸着したプラスチックを魚介類を通して人間が食べたとしても、今のところまだ健康への影響はないといわれている。しかし、より汚染が進むと被害がでる可能性がある。そのため、使い捨てプラスチックを減らそうということが世界中で言われ始めた。

プラスチック自体を減らすことに異論はないが、それだけでは不十分だろう。

化学物質も減らさなければ、あまり意味がない。海に流れ出るプラスチック流出量が減ったとしても、化学物質の量が増えては同じこどである。

有機リン系農薬やネオニコ系農薬などの使用量の基準がせめてEU並にならないものか。

このままでは、まるで日本が海外で禁止された農薬の在庫整理を引き受けているように見える。

プラスチックなどに使用する添加剤も、予防原則に立って見直して欲しい。

そうでなければ、仮に海に流れるプラスチック量が減ったとしても、人間への被害はやがて出るのではないだろうか。

農薬使用量は世界1位、プラスチック廃棄量は世界2位、それらを減らす対策特になし・・ではあまりにも情けない。

 

 

 

 

豚肉からも耐性菌

国産豚肉の80%から耐性菌が見つかった。以前は鶏肉だけの検査だったそうだが、2015年からは鶏、豚、牛で検査しているとのこと。

鶏肉は国産からも輸入品からも100%耐性菌が検出され、豚肉は65%(国産80%、輸入55%)、牛肉は52%(国産42%、輸入59%)と、豚肉に関しては輸入品のほうが検出率が低い。

原因は、早く成長させるためと、狭いスペースで多くの家畜を飼うため(高い密度で育てるため)、抗生物質を使うのだそうだ。

安ければよいと、工業製品のように食肉を生産したツケが、耐性菌という形で回ってきているようだ。

<出所>

日刊ゲンダイ(2018.8.3)「国産豚肉の80%から耐性菌検出 養豚は抗生物質を大量投与」

https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/234588/1

健康にも環境にも悪いパーム油 表示義務を

トランス脂肪酸を減らすため、パーム油を使う食品が増えているそうだ。

それでなくてもパーム油は、「植物油」表示でこれまでも食品に多く使用されていた。

チョコレート、マーガリン、マヨネーズ、カレールー、クッキー、ポテトチップス、アイスクリーム・・などなど、書き出したらキリがないほど使われている。パーム油を避けると、スーパーでは買うものがなくなるほどだ。

パーム油にはBHA(ブチルヒドロキシアニソール)という食品添加物(酸化防止剤)が使われており、ラットに対する発がん性が確認されている。

避けるためには食品表示が必要だが、日本では「パーム油」と書かなくてよいことになっている。代わりに「植物油脂」「植物油」などと書かれているが、それではわかりにくい。

マレーシアやインドネシアではパーム油を生産するアブラヤシプランテーションでの紛争が絶えない。例えばJATAN(熱帯林行動ネットワーク)によると、2016年6月、マレーシア・サラワク州ミリ市内で人権活動家がアブラヤシプランテーション企業関係者と目される人物たちに白昼の市街地で殺された。しかし、容疑者らは証拠不十分で無罪になったという。

泥炭地開発をめぐる環境破壊も、さらには森林火災も、アブラヤシプランテーションに起因するケースが多い。CO2削減のためにも、パーム油を避けたい。

パーム油を避けるために、ぜひ「パーム油」の表示を義務化してほしい。

<参考>

パーム油調達ガイド

パーム油、危険性の警鐘相次ぐ・・・動物実験で発がん性、日本で野放し、表示上は「植物油」

ネオニコ系農薬 化学的根拠をもとに農水省が見直しか

ミツバチに対する毒性や、人間の発達障害などとの関連を指摘されながら、あまりにも基準が緩められたネオニコ系農薬。農水省が、その基準を見直すかもしれない。

ネオニコ系農薬を水田などで大量に使うことの理由として、免罪符のようにいわれてきた斑点米に対する消費者クレームは、実はほとんど根拠がなかったことが明らかになった。

農水省は、今後ネオニコ系農薬の規制について、農薬の再評価を含め、化学的根拠をもとに見直していくと回答したとのこと。

欧州ではネオニコ系農薬3種が、2018年末までに使用禁止になる。日本は基準が緩和される一方だったが、これを機に日本の基準も見直されるかもしれない。

<出所>

グリーンピース(2018.6.28)「「ネオニコやめて」14630人の声、届けました。農水省「科学的根拠を元に見直す」」↓

http://www.greenpeace.org/japan/ja/news/blog/staff/14630/blog/61663/?utm_campaign=Food%20For%20Life&utm_source=Mob%20e-mail&utm_medium=email&utm_term=280618FD_mobemail_blackriceupdate

 

乳がんと牛乳

乳がんを克服した友人に勧められジェイン・プラント著『乳がんと牛乳』(佐藤章夫訳、径書房)を読んだ。

著者は乳がんにかかり4回も再発しながら、なんとか原因を突き止めようとして、乳製品に辿り着いた。乳製品を一切やめたところ、首に転移していたがんが消えたという。

乳製品をやめることで、乳がんと前立腺がんのリスクを減らせるとのこと。

とても説得力があった。

住友化学がEUのネオニコ系農薬使用禁止に異議

EUは4月27日、住友化学のつくるクロチアニジンを含むネオニコ系農薬3種の屋外使用禁止を決めた。

それに対し住友化学は、許容量を超えないように適正に使用されればハチの健康への影響はない、という見解を発表した。

しかし、仮に住友化学のいうことが正しかったとしても、農家がいつも正しく使用量を守るとは限らないし、生物はハチだけではない。

ネオニコ系農薬はトキの繁殖能力に影響を与えるという報告もある。

予防原則としても、日本でも屋外使用を禁止すべきだろう。少なくとも、ネットで簡単に入手できるような今の販売方法は適切とは言い難い。もし、ハチがいなくなれば、食糧難になるのは避けられない。ヒトへの影響を懸念する研究者も多い。

住友化学の見解↓

https://www.sumitomo-chem.co.jp/newsreleases/docs/20180511.pdf

<参考>

ネオニコチノイド系農薬がトキの繁殖能力に及ぼす影響の基礎的評価↓

https://www.city.sado.niigata.jp/info/data/2015img/0119/h24/07.pdf

有機農業ニュースクリップ(2018.5.14)「住友化学:EUのネオニコ使用禁止は非科学的と批判見解」↓

http://organic-newsclip.info/log/2018/18050920-1.html