セミナーのご案内 サラワク州での日本企業の対応状況

かつて、マレーシア・サラワク州の熱帯林は、日本のコンクリート型枠のために消滅している、といわれていた。

サラワク州から現地住民が、これ以上森を伐らないでほしい、と来日したこともまだ記憶に残っている。

サラワクの熱帯林は今どのようになっているのか?セミナーが開催されるそうだ。

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5/29(火)東京、6/1(金)大阪【公開セミナー】
足下に熱帯林を踏みつけて~日本の住宅サプライチェーンにおける取り組みをサラワクの熱帯林に与える影響から評価する~
http://www.jatan.org/archives/4362

日本では合板の9割は住宅産業で使われています。マレーシア・サラワク州から輸入される合板は建設現場で使われるコンクリート型枠用が知られていますが、住宅や商業施設などのフローリング向けに相当量が使用されています。本セミナーでは、サラワク州での環境社会問題の現状報告と、過去3回のアンケート調査に基づいた日本企業の対応状況について、お伝えします。セミナー会場にて、最新レポートの発表を行います。

【開催場所】
<東京>
日時:2018年5月29日(火) 10:00~11:45(開場9:30~)
会場:東京ウィメンズプラザ2F 第一会議室
東京都渋谷区神宮前5-53-67

<大阪>
日時:2018年6月1日(金) 10:00~11:45(開場9:30~)
会場:エル・おおさか(大阪府立労働センター)5階501号室
大阪府大阪市中央区北浜東3-14

【プログラム】
1. サラワク産フローリングのサプライチェーンにおける日本企業の調達方針に関する調査・分析(逐次通訳付)
/ペグ・パット(マーケット・フォー・チェンジ:MFC)

2. 森林認証制度(FSC、PEFC、MTCS)の分析(逐次通訳付)
/ネイサン・ハリス(マーケット・フォー・チェンジ:MFC)

3. サラワク州における森林認証林における周辺コミュニティとの軋轢
/原田 公(熱帯林行動ネットワーク:JATAN)

【参加費】無料

【申 込】以下のフォームからお申し込みください。
https://goo.gl/1Epwwp

【問い合わせ】 熱帯林行動ネットワーク (JATAN)
160-0022 東京都新宿区新宿1-23-16 3F
電話/FAX:03-5269-5097、Email:info(at)jatan.org
*(at)はアットマークに変更

【共 催】マーケット・フォー・チェンジ(MFC)、熱帯林行動ネットワーク(JATAN)

【ウェブサイト】過去のレポートは以下リンク先からご覧いただけます。
http://www.jatan.org/archives/3881

英国で砂糖税開始 アジアでも導入進む

糖尿病や肥満対策として、世界中で検討、あるいは既に実施されている砂糖税。清涼飲料に含まれる砂糖に課税される。
2018年4月6日から英国でもソフトドリンクを対象に導入されるが、日経新聞によると、アジアでも増えているそうだ。

タイで2017年秋に導入、フィリピンでは2018年1月から、インドネシアやベトナムでも検討中とのこと。

健康のためならば砂糖税もよいかもしれないが、環境のためならば、砂糖抜きの茶系飲料の多い日本では砂糖税よりも、かつてのような清涼飲料税を復活させるほうがよいかもしれない。

<参考>日本経済新聞2018.4.3「甘い清涼飲料に「砂糖税」 アジアで広がる↓

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO28920420T00C18A4MM0000/?n_cid=NMAIL007

モリカケ問題にみる日本の公文書管理のズサンさ

国や自治体の管理する「公文書」。日本ではその公文書の意味がまったく理解されていないように見える。

公文書は歴史的価値のあるものばかりでなく、どのようにその事業が決定されたのか、どうしてその法(あるいは条例)制定に至ったのか、その結果がどのように評価されたか、その効果はいかがか、など一般市民にとっても身近で、影響のある問題への疑問を解決してくれるとても大事な資料である。

税金を使って行われた事業の場合、その税金が正しく使われたのかをチェックするには、大小さまざまな公文書がどうしても必要だ。

さらに、後世の人にとっても、新規事業のために参考になる大変貴重な資料である。

それにも関わらず、廃棄や改ざんなど通常ならば絶対に有り得ないことが問題になっている。

以前、カナダのある州へデポジット制度についての調査に行ったところ、ほしい資料が入手できず、やむなく州の公文書館を訪れた。公文書館ではスタッフが親切に対応してくれ、出してもらった資料をコピーしたいと申し出ると、コピーだと明日になるから写真を撮ったらよい、といわれ、照明などの機材も貸してくれた。もちろんすべて無料である。担当者の手書きのメモ書きのようなものまで大事に保管されていた。

日本の、例えば国立国会図書館では、明らかに公文書とわかるものであっても、「著作権の範囲内で」といわれて、資料を全頁コピーさせてもらえない(公文書の発行者に連絡が取れ、許可を得られれば全文コピーできるとのことではあるが、古い公文書は発行者に連絡を取りくいことも多い・・)。しかも、コピー代が高い上、写真撮影は禁止である。

日本にも公文書を無料で撮影させてくれる文書館はあるが、国立国会図書館にしかない資料も多く、その対応には疑問が残る。

このような土壌の日本だからこそ、モリカケ問題が起き、「忖度」も起きたといえるのではなかろうか。

歴史的に価値ある古い資料ばかりが、保存すべき公文書ではない。