映画:プラスチックの海

11月13日(金)から全国順次にロードショーとのこと。楽しみだ。

残念ながら試写はできなかったが、見た人の話ではよかったそうだ。

以下、転載↓

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映画『プラスチックの海』映画概要
https://unitedpeople.jp/plasticocean/
2020年11月13日(金)アップリンク渋谷・吉祥寺・京都ほか全国順次ロードショー
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海がプラスチックで溢れている―。わたしたちには何ができるのだろうか。

多くの科学者や識者が警鐘を鳴らす、海洋プラスチック問題。
年間800万トンものプラスチックが海に捨てられているという。
その大半は海底に沈み、海面や海中を漂うプラスチックも永久に分解されず、
マイクロプラスチックとなって食物連鎖の一部になっていく。
プラスチックゴミによる海洋汚染の実態とは?そしてプラスチックが海に、
プランクトンに、クジラに、海鳥に、人体に及ぼす影響とはー?

監督:クレイグ・リーソン
配給:ユナイテッドピープル 宣伝:スリーピン
原題:A PLASTIC OCEAN
100分/イギリス・香港/2016年

オフィシャルサイト:
https://unitedpeople.jp/plasticocean/

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Instagram: https://www.instagram.com/poceanjp/

amazonに返品された商品、3分の2は廃棄

カナダで、Amazonに返品した商品を GPSで追跡調査したドキュメンタリーが評判になっているそうだ。

マーケットプレイス社が、返品された製品がその後どのような運命をたどるのかを調べるために、Amazonで購入した12個のアイテムにGPSトラッカーを仕込んだうえで返品した。

環境団体と連携して行方を調査したところ、12個中8個が廃棄され、再生品として販売されたのはわずか4個だったとのこと。

日本でも似たようなものかもしれない。

廃棄される商品はプラスチック製品も多い。合成繊維の衣類も多いだろう。

ドイツでは、以前からこのような廃棄が問題視されていた。そのため、まもなく返品された商品の廃棄を禁じる法律ができるようだ。

法律が施行されれば、返品された商品が再販できない場合、寄付などに回されることになる。

日本にもこのような法律が必要だ。

<参考>

「Amazonへの返品、行き着く先は埋立地? GPSで追跡調査したドキュメンタリーが評判」↓

https://internet.watch.impress.co.jp/docs/yajiuma/1282436.html

化粧品に酢酸セルロースが入るの?

化粧品のマイクロプラスチックがずっと気になっていた。

ダイセルがプラスチックの代わりに酢酸セルロースを球状にしたものを開発したそうだ。

「化学メーカーのダイセルは5日、化粧品に含まれるプラスチック粒子に代わる新素材を開発したと発表した。天然由来の酢酸セルロースを主原料とし、海中でも分解される。すでに化粧品メーカーにサンプル出荷しており、今年度中にも国内工場で生産を始める。」(日経2020.10.5)

化粧品のマイクロプラスチックの代替品ができるのはうれしい。しかし、酢酸セルロースで大丈夫なのだろうか?

酢酸セルロースというと、タバコのフィルターしか思い浮かばない。

タバコのフィルターは海ごみの代表選手だ。分解に最大10年かかるとここにも書いてある↓

https://www.cnn.co.jp/fringe/35131894.html

こんなものがファンデーションや口紅に入るのかと思うとゾッとするが、大丈夫なのだろうか。

特に口紅は食べ物と一緒に体内に入ってしまう可能性があるから、成分は食べられるものだけで作ってほしい。

<参考>

日本経済新聞(2020.10.5)「ダイセル、化粧品プラ粒子の代替素材を開発」↓

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO64622380V01C20A0LKA000/

LOOP、来年3月からいよいよ開始か イオンはプラ半減計画

今秋から開始されるはずだったが遅れていたLOOP(ループ)。ようやく2021年3月からの開始に決まったようだ。

以前からイオンにも開始時期を問い合わせていたが、イオンもわからない様子だったため、このまま中止されるのではないかと疑ったが、とりあえず開始が決まったようで安心した。

LOOPに参加する店舗名を知りたくてイオンのサイトを見たが、まだ掲載されていないようだ。とりあえずは都内の一部店舗のみだろうから、なかなか行く機会はなさそうだが、いずれ神奈川県内の店舗でも始まるだろうと期待している。

早くデポジット付きリユース容器を試したいものだ。

また、イオンは2030年までに使い捨てプラを2018年比で半減すると発表した。

期待したい。

<出所>

日本経済新聞(2020.9.28)「プラ容器の再利用 スタートアップと大手が連携 ループ・ジャパンが循環網 味の素や資生堂など22社参加」↓

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO64346610Y0A920C2TJ1000/

YAHOO!ニュース「イオン、2030年までに「使い捨てプラ」半減へ」↓

https://news.yahoo.co.jp/articles/0c2f2ff38db493fc967b965c68c07cc26c0bfa41

<関連記事>

ペットボトルのラベル剥がしの件等、ご連絡の返信です

本日、せっかくご連絡いただきましたが、返信してもエラーメッセージがでるため、かわりにここで。

ご連絡ありがとうございます。
おっしゃる通り、数年前までPETボトルのラベル剥がしを禁止している自治体がありました。
千葉市や奈良市などです。
ラベルを剥がされてしまうと、そのボトルが確かにPETボトルとして集めるべきボトルなのか判断しにくくなるためです。
PET製でも中に油などを使ったドレッシングが入っていた場合はPETボトルとして回収してはいけないことになっているので。
ところが、以前ブログにも書いた通り、突然環境省がラベル剥がしを決めてしまいました。
世界ではラベル剥がしを禁じている国も多く、そういう国でもきちんとリサイクルされています。
台湾でもラベル剥がしを禁じていますが、日本以上にグレードの高い再生PET樹脂を作っています。日本でできない理由はありません。
リンクの件は、もちろんOKです。

学術会議を政府のポチの集まりにしたいアベ・菅政権、市民活動は大丈夫?

ここ数年信じられない暴挙・・と思うことが多かった。

しかし、まさかの日本学術会議の会員候補者の任命拒否。やはり、アベ政権は学者のブラックリストを作っていたのだ。

もし、政府がこのまま任命拒否を取り消さないならば、学術会議を政府から完全に独立した機関にすべき。もともと任命権など政府がもつのはおかしいのだから、今回任命された人たちも全員辞退して、仕切りなおしたらよい。

署名は既に12万筆を超えたそうだ。

このままでは市民活動にも口を挟んできそうだ。「特定非営利活動法人」の認可取り消しなどという事態にも発展しかねない、と日本消費者連盟が声明を発表した。

日本消費者連盟↓

「菅首相に日本学術会議会員任命拒否の撤回を求めます!」の署名サイト↓

https://www.change.org/p/菅首相に日本学術会議会員任命拒否の撤回を求めます?source_location=petitions_browse

この署名も注目している↓

https://www.change.org/p/私の夫-赤木俊夫がなぜ自死に追い込まれたのか-有識者によって構成される第三者委員会を立ち上げ-公正中立な調査を実施して下さい?source_location=petitions_browse

タイガーもペットボトルをゼロに

タイガーは、新オフィス棟オープンに合わせ、社内でのペットボトル使用をなくすそうだ。

①自動販売機の入れ替え:ペットボトル容器を扱わないラインナップに変更、②給茶機の導入:お客様・社員向けに水やお茶などを無料で提供(容器は当社ステンレスボトルを推奨)、③ペットボトル持ち込みの禁止:構内へのペットボトル持ち込み不可、④炊飯時の水:水道水もしくは蒸留水を使用、の4つ。なお、本施策は全国支店も含むタイガー魔法瓶株式会社全社にて開始し、グループ全体でも段階的に導入を予定しています。

以前から掲げていた「4つの約束」(「NO・紛争鉱物」「NO・フッ素コート」「NO・丸投げ生産」「NO・プラスチックごみ」)のなかの、NOプラスチックごみの一環だろう。

ペットボトルをゼロにするというのもうれしいが、紛争鉱物やフッ素コートを使用しないのもうれしい。

<関連記事>

<出所>

PR TIMES「人権や健康や環境の社会課題に取り組む企業として 本社新オフィス棟オープンに合わせタイガー魔法瓶が「社内ペットボトル使用ゼロ」2020年10月1日より実施」↓

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000100.000027804.html

英マクドナルド、デポジット付きリユースカップを導入

イギリスのマクドナルドは、ハッピーセットのプラスチック製おもちゃを廃止するなど、これまでも脱プラに熱心だった。

今度はくり返し使えるカップを2021年から導入する。消費者はコーヒーなどをテイクアウトする際、デポジットを支払う。カップを返却するとデポジットが返金される。

カップはLOOPが開発したもので、回収・洗浄もLOOPのシステムを使う。

LOOPはロンドンで今年の7月から開始されているシステム。既にニューヨークやパリでも始まっている。

日本のLOOPは東京都内で今秋から開始されるはずだったが、遅れている。日本はLOOPの通販でさえいつ開始されるかわからないし、イオンも導入するといってはいるがいつになるかはわからない。

まして、日本のマクドナルドがLOOPを採用することはなさそうだが、イギリスでは着々と進んでいる。

<関連記事>

LOOP、英国で開始 日本は来年に延期か

<マクドナルドについての出典>

Mcdonalds(2020.9.9)

https://news.mcdonalds.com/mcdonalds-loop-reusable-cup

 

オーストリアがデポジット制度を導入、リユースできる容器を義務化

画期的なニュースが飛び込んできた。

オーストリア政府が2023年から飲料の4分の1を詰め替えボトルで販売することを義務化する計画を立てているそうだ。

2年後にはこの割当は40%にまで引き上げられ、2030年には55%に引き上げられる。つまり飲料容器の半分以上はリユース容器になるということだ。

おもにはガラスビンを念頭に考えられているとのこと。

現在、オーストリアは詰め替え可能なペットボトルだけがデポジット制度の対象だ。だが、計画では、使い捨て飲料容器もデポジット制度の対象にする。

政府のこれらの計画に対し、グリーンピースやグローバル2000、WWFなどの環境団体は歓迎しているが、オーストリア連邦経済会議所は、お金がかかることなどを理由に反対している。

経済界が反対するため、日本でもこの手のことはこれまでできなかったが、今後は日本もやらざるを得なくなるはずだ。

<オーストリアに関する出典>

EUWID(2020.9.7)

https://www.euwid-recycling.com/news/policy/single/Artikel/austria-plans-deposit-for-single-use-beverage-containers-brquota-for-refillable-bottles.html

パーム油発電のオンライン署名にご協力を

パーム油発電に関する2種類の動画と署名が開始されている。

動画は2団体が公開している。1つはFoEで主にHISの発電所、もう1つは「舞鶴にパーム油火力発電所なんかいらん!」の会で福知山のパーム油発電だ。

福知山の騒音はすごく、この音に臭いが加わるのでは、住民はたまらない。

(動画)

FoE「パーム油発電の真実」↓

https://www.facebook.com/watch/live/?extid=OKaIhsLYW4Pzo2fO&v=788413095304189&ref=watch_permalink

動画公開:福知山市三恵観光が運営するパーム油火力発電所(バイオマス発電)

「バイオマス発電」という美名のもとで、堂々とおこなわれている自然破壊。原発や石炭火力でなければなんでもいいわけではない。再生可能エネルギーといわれるもののいくつかは、再生できないほど自然を痛めつけている。

その挙げ句に公害も引き起こす。署名は以下↓

1.「私たちの電気代で問題だらけのパーム油発電ビジネスを促進するのは止めて下さい!」↓

https://www.change.org/p/梶山弘志経済産業大臣へ-私たちの電気代で問題だらけのパーム油発電ビジネスを促進するのは止めて下さい?utm_source=share_petition&utm_medium=custom_url&recruited_by_id=e7f772f0-85a2-11e8-aa85-3f9d4b12376c

2.「パーム油発電の公害で苦しむ親子を助けたい! 三恵福知山バイオマス発電所の廃炉を求めます」↓

https://www.change.org/p/パーム油発電の公害で苦しむ親子を助けたい-三恵福知山バイオマス発電所が発生させる環境破壊にno?utm_content=cl_sharecopy_23149297_ja-JP%3A2&recruiter=1008291049&utm_source=share_petition&utm_medium=copylink&utm_campaign=share_petition